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2014年3月

2014年3月15日 (土)

61式戦車 砲塔工作編

61式戦車製作記第2弾、砲塔工作編です!
報告は今になりましたが実際の加工は大分前に完了してたんですけどね。
なんせスケモは加工に関しては記事内容があまり無いので小出しでなんとか
乗り切ろうって事です。

キットは以前にプチリニューアルされた時にキャンバス付砲身が追加されて
まして、キャンバス無しのタイプと選択出来るようになってます。
イメージ的にも61式はキャンバス付きの方がしっくりくるのでこちらを選択。
(パーツが新しい分変形が少なかったって事もありますけど・・・・・・)
Img_11171
ほぼキットのままですけど、同軸機銃の銃口は開口して内部にプラパイプ
を入れてますが、実際にどうなってるかは知りません。
右側の照準眼鏡の部分も開口してあります。

下にあるのは砲塔上部に装備されるM2重機関銃で、本体はキットのままですけど
銃身は変形が酷かったので真鍮線と真鍮パイプで自作。
あと、コッキングレバーとグリップを追加してますが、グリップはこの後で形状を
変えてますので完成品は画像とは少し違ってます。

Img_11151
61式の砲塔は現在の戦車みたいな複合装甲ではなく、避弾経始を考慮した
円形の鋳造砲塔になってます。
なので鋳造表現を加えながら少しのディテアップで味付け。

砲塔後部の荷物積載用のフックは真鍮線に置き換え、キューポラのハッチ固定用の
チェーンも削り落として極細チェーンに置き換えてます。
アンテナは基部だけ残して真鍮線で自作、少し長めにしています。
砲身基部のキャンバス取り付け部にはキャンバス取り付け用の金具を追加。
ブラシートを張り付けて再現してますが固定ボルトの小さいのが手持ちで無かった
のでプリオンで代用しました。

Img_11241
砲塔の鋳造表現はこんな感じにしてます。
ラッカーパテを擦り付けたりする方法もありますが、私は接着剤を塗り付ける方法を
採用しています。
これは塗装面の荒れ具合の調整や細部の加工がしやすいって事もあります。

この鋳造表現ですけど、鋳造とは溶けた鉄を砂で作った鋳型に流し込んで形を作る
方法なので表面に砂面の荒れが出るので表面がブツブツや凸凹になります。
ですが、その後である程度は研磨されて表面は慣らされています。
戦時中のように少しでも早く戦線に投入する必要がある場合には省略されてました
のでかなり荒れた表面になってますが、大戦後の戦車ではその必要も無かった為か
結構綺麗な装甲面になってて陸自戦車でも同じようにツルツルとまではいかないけど
結構綺麗な面に仕上げられてます。

なので、使用する接着剤も流し込み用を使用して軽く溶けた状態で処理してます。
画像では結構荒れた状態になってますが、サフ吹き、塗装と進めていくと徐々に
荒れが消えていくのでその辺りを考慮しています。
(この段階であまり綺麗な面だとサフ吹きだけで消えてしまったりしちゃいますよ)

Img_1016
これはサフ吹きと下地塗装後の装甲面ですが、この程度まで落ち着きます。
これで大体実際の装甲面に近い荒れ具合になってると思います。
よく実車の拡大写真や実車を見て、かなり凸凹に処理されてる作例を見かけますが
拡大写真はその部分が強調されていますし、実車は物自体が大きいのでそういった
部分も良く目についてしまいます。
ですが、模型はスケールが1/35や1/74と小さくなっており、当然表面の荒れ具合の
見え方も細かくなってきますよね。
つまり同じ荒れ具合でもスケールによって見え方が変わるって事です。
スケールエフェクトなんて言葉がありますが、そういった事も考慮しながら模型を
製作すると、また違った作品が出来るんじゃないかなと思います。

な~んて、偉そうな事垂れてますが言ってる自分が出来てないんですけどね。
難しいですけど折角戦車を作るので色々とやってみたいと思ってます。

Img_1020
これもその一環として今回初めてやってみた車体表面の細かい傷表現。
画像では分かりにくいかもしれませんが通常の傷とは別に表面に細いすり傷が
入ってるの分かります?
車体に付いてる細いすり傷なんかは1/35サイズだと殆ど見えなくなります。
なのでサフ吹きの後で真鍮ブラシで表面をゴシゴシとやって、すり傷を再現。
ワイヤーブラシだと、きつく入り過ぎるので真鍮ブラシが丁度いい感じ。
サフ吹き前にキットに直接処理しても入れられますがサフを吹くと殆ど消えてしまい
ます。(それ程細い傷って事ですね)

その後塗装すると画像のような感じに仕上がります。
この傷、間近で凝視しないと分からない程度の傷でして、最終仕上げでツヤ消しに
すると拡大写真や見る角度を変えて間近で凝視しないと判別出来ないと思います。
自己満足かもしれませんが、こういった事も作品の仕上がりに影響してくるのでは
ないかなぁ?なんて思いますから。

という事で工作の方はこれで全て終了!
現在は塗装作業に入ってます。
塗装工程も幾らかは報告するつもりですけど、以前に作ったⅢ突とあまり大差ない
かもしれませんけどね。
まぁ、気が向いたら見て頂ければ幸いです。

では、今回はこの辺で!

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2014年3月 1日 (土)

61式戦車 車体工作編

陸上自衛隊歴代戦車シリーズという事で、やっとこさスタートです。
歴代戦車といっても戦後の米軍供与戦車は省いてますので歴代国産戦車という
方が正解ですね。
その第1作目の戦後第1世代戦車「61式戦車」の工作が終了しました!

「61式」は日本が戦後に初めて国産化した戦車で1961年に正式採用されたので
「61式戦車」と呼称されてます。
陸自の戦車は正式採用された西暦の末尾二桁が車両名になってる訳ですね。
90㎜ライフル砲を装備し、各国の戦車と同等の性能を持つ事を目標に開発され
ましたが、悲しいかな、配備が始まった頃には他国では、より強力な105㎜砲を
装備する第2世代戦車の時代へと移っていました。
登場と同時に、すでに1世代前の戦車となってしまった訳ですね。
(ちなみに次の74式でもこの傾向は少しみられます)
2000年まで配備されてましたが現在では全車退役しています。

映像面では昔の特撮怪獣物には、ヤラレ役として数多く登場してましたよねぇ。
(もちろん全て模型ですけど・・・・・・・)
映画では「戦国自衛隊」にブルドーザーを改造したレプリカが登場してますが
凄く良く出来ていて当時は本物かと思ってしまう程でした。
「僕らの七日間戦争」にもレプリカが登場してましたが、こちらは少し小さいかな?

まっ、実車の事はこれ位にして模型の話に戻りましょう。
キットはタミヤの1/35ミリタリーシリーズを使用してますが、流石に発売開始から
年数が経ってるので金型の劣化はどうしょうもないようです。
パーティングラインなんかはラインというより「バリ」と化して、合わせ目も結構
ズレていたりします。
(流石のタミヤクオリティーも寄る年波には勝てんという事か)
なので、その辺りの修正と、少しばかしディテの追加をしながら製作してます。

Img_11201
これは車両本体の画像。
全体に小さい傷を入れてますが陸自の戦車は実弾が命中するという事が無いと
思い、すり傷や接触痕のような小さい傷だけにしてます。
念の為に陸自OBの方に聞いてみたが「私は被弾してる所なんか見た事は無いなぁ
なんせ空砲でも危険な部類に入ってるし、壊すと凄く叱責される位だから・・・・」
という返事なので多分間違いは無いとは思いますけど・・・・・
足回りや下部には少し派手に入れてますが上面にいくほど小さく、少なくしています。

Img_11231
こちらは車体下面ですが、リモコン模型のパーツとしても利用出来るようにスイッチ
やらギヤボックスなんかの穴が開いてますので全てパテやプラ板で塞いでます。
実車ではこの面は一枚板なんだけど一部の穴を利用して脱出ハッチみたいな感じや
何かのパーツみたいにしてる部分がありますが、これは完全な個人的趣味です。
履帯上部は完全な空洞になってて、履帯を着けると殆ど見えない部分だけど
少し下から覗くと見える部分があるのでブラ板で完全に塞いでしまってます。
まぁ、この辺りは意図して見なければ分からない部分でもあるので気にならないなら
そのままでもいいとは思いますけどね。

Img_11221
これは車体後部のエンジンルームの部分。
ここにエッチングなんかを使用するのが定番工作なんだけど、キットが古いので
エッチングが手に入らない!
なので金網の部分にはエッチングメッシュを切り出して貼り付けてます。
同時に各パネルの取っ手や開閉レバーなんかも全て削り落として真鍮線で
作り直しています。
車体側面のマフラーカバーはキットでは金網部分がモールドで再現されてて
マフラー自体も排気口しかありません。
なのでカバーの金網部分は全て開口してエッチングメッシュを張り付けてます。
フレーム部分は削り込んで薄くするか自作しようと思ってたんだけど開口して
みると竜骨みたいで、なんかいい感じなのでキットの厚みのまま使用。
(この辺りも実車無視の暴走工作ですね)
カバーをメッシュにした事で内部が見えるのでマフラー部分を自作して、それに
キットの排気口をくっ付けてますが、実際の形状は知らないので適当に
それらしくしたんだけど、なんかレーシングマフラーみたいな感じに・・・・・・・

画像下にある黒いモノは履帯後部のマッドガード(泥除け)
キットでは車体と一体加工されてますので泥除けの部分だけ切り落として
0.5㎜厚のゴムロールを使用して再現してます。
最初この部分が金属なのか、ウレタンなのか分からなかったんだけど
61戦車の映像ではプラプラと揺れてるので多分ゴム製だろうと思う・・・・・・

あと、画像では分かりにくいですが操縦席のぺリスコープ部分はキットでは
空洞になってるので内部にこんな物を入れてます。
Img_11181
2㎜の薄青のアクリル板を加工してガラス面を再現。
裏面にはメタリックブラックのホロシールをブラ板でサンドイッチにして張り付け!
この部分に偏光シートやラピーテープを張って偏光ガラスみたいにされてる
作例も見かけますが61式では現在のような偏光ガラスは使用されていないと思う
ので映像で見られるような内部の黒い(暗い?)ガラス面にしたって訳です。
というか、陸自の戦車は全車こんな感じに見えますけどね。
米軍のエイプラムスなんかは見る限り偏光!って感じですけど。

という事で今回は車体の工作の報告でした。
まぁ、工作という程の事はあまりしてないかもしれませんけど・・・・・・・・
次回は砲塔部分の工作を紹介予定!
(こちらも特に何もしてないんですけど・・・・・まっ、ネタとしてね)
来週から塗装にかかる予定なんで製作記事の方が現状より遅れて報告するような
感じになってますが、ご了承下さい。

ちなみに今回の戦車シリーズ、いつもならブログのカテゴリーは作品毎に分けてる
んだけど4台連続して製作する予定(ここ大事!)なので一括して
「陸上自衛隊戦車」で纏めてしまうつもりです。
まぁ、1作辺りの記事が少ないのでかえって見やすいかもしれませんね。

では、今回はこの辺で!

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